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寒さに強い人、弱い人

寒さに強い人と弱い人がいます。欧米人は冬でもTシャツ一枚なんて人もいます。これは寒さに強いからなのでしょうか?

アメリカ人の友人が以前、冬でもTシャツ1枚でいたので聞いてみたのですが、その友人の答えは「厚着すると、動きづらいから」だそうで、「寒くないの」と尋ねると「寒いけど、大丈夫」と言っていました。

よく聞く話で、「筋肉が多いからアメリカ人は冬でも薄着」と都市伝説のように語り継がれていましたが、実際のところこの話は本当なのでしょうか?
確かに、筋肉が多いと基礎体温も高いですし、寒さにも強そうなのでが

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元々ヒトの寒さに対する反応は、暑さに対するほど優れてはいません。それでも寒がりとそうでないヒトがいます。このようなことから、寒さに対する調整反応が存在していることは明らかです。そしてそこには個人差があります。

人間が寒さを感じる時、最初に感じる場所は「皮膚」です。寒さにさらされると皮膚の血管が収縮して肌の色が白くなります。これは皮膚表面の温度を下げて、体熱の放散をおさえて体温の低下を防ごうとする調整反応です。

さらに寒さに我慢していると、「震え」が起きます。この「震え」は筋肉の収縮で、口元から始まり、徐々に全身の震えに変わります。「震え」によって消費されるエネルギーは熱になります。

この熱は筋量が多い人ほど大きくなり1分間で最大3キロカロリー消費します。これは体重70キロの人で、1分間で体温を0.05度上昇させ、1時間で3度上昇させる量になります。(熱の放散がない状態で)

寒さで体がガタガタと震えた時、じっと我慢するのではなく体を動かそうとしますよね。これは人間が本来持っている防衛本能なのかもしれません。

運動することで体温が上がることは誰もが知っていることで、人間は生まれながらにしてこの本能を人間は身につけて生活しているのです。

話を戻します。寒がりとそうでない人の違いですが、科学的にわかっていることはやはり「筋肉量」の違いです。なので、寒がりの人は「筋肉量が少ない」ということです。

筋肉は収縮していない時でも、細胞内でエネルギーを絶えず消費しています。筋肉量が多いと基礎代謝が大きくなるので、体が温まりやすく寒さに強い体になります。震えが起きても筋肉量が多いとその大きい筋肉を動かすことにより筋肉量が少ない人に比べ熱量を多く生産することができます。

一方で筋肉量が多くない人でも寒さに慣れた人はいます。寒さに慣れた人は、「震え」が起きません。これは寒さにさらされると交感神経の活動が活発になり脂肪が燃え、熱が生み出されるメカニズムが、寒さに何度もさらされるうちに発達するためです。これを「非震え熱産生」と言います。

寒さに強い体になるには

1・筋肉量を増やし、基礎代謝を上昇させる。
2・「非震え熱産生」を増加させる。

1の筋肉量を増やすのは、食事と適切なトレーニングでできます。詳しくは他の記事を参照ください。
2の非震え熱産生の増加させる方法は「サウナ」が効果的です。サウナと水風呂を交互に入ることで増加させることができます。

筋肉が多い人は平熱も高めです。これは筋肉が多いことで体が熱を出すからであり、平熱が高いと病気などにもなりにくくなり、ガンにならないとも言われています。寒さに強い身体は健康的身体ということがわかっていただけたかと思います。

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