私は以前、肥満体質でどちらかというとデブでした!可愛く言うと、ぽっちゃりで、ウエストも95センチくらいあり、胸よりもお腹が出ている。そんな体型でした。
そんな体型だったのですが、それでも気にせずに過ごしてきました。
周りからは「完全にデブだよね。」と言われても自分ではデブではなくマッチョだと思っていたので、気にもしませんでした。最悪です。
しかし、友達と海へ行き写真を撮ってみると、
自分の体型にびっくり!デブじゃん!!!!
これにはショックで痩せようと思うきっかけになりました!
しかし、当時の私は痩せるための知識もなく、世間一般的な知識で、有酸素運動すれば痩せるなんて簡単なことを考えて、毎朝4キロのマラソンをしたのを覚えています。
出典 three000.net
食事もふりかけご飯を一日2回少量食べる。なんて、無茶苦茶なメニューで行っていました。しかし、これで15キロくらいやせまして、やせた体を見て、「なんだかだらしない体だなー。」なんて思い筋肉をつければカッコよくなるなんて安易な考えのもと、ウェイトトレーニングを始めました。
まあ、これが私のスタートラインですね。
家にダンベルセットを買い、ベンチ台を買い、そしてプロテインを買い、毎日自己流でトレーニングをするわけなのですが、一ヶ月、二ヶ月とやって、少しは筋肉がついてきたのを実感はしましたが、いまいち発達が遅いような、、、、
その時に友人が勧めてくれたボディビルジムに通うことに。当時はインターネットもなく情報は雑誌などで調べるしかなく、専門誌も本当に少なく、そのようなジムで教えていただくことは毎回、目から鱗の内容でした!
そこで教えていただいた内容で、自分で行っていたトレーニングが間違いであることを気づかせていただきました。
筋肉の発達は、トレーニング、休息、栄養が揃っていないと発達しないということ!
あと知識が必要で重要ということ!
それまでの私は、毎日同じトレーニングをしていて休息がなく、栄養もプロテインを飲むだけで気をつけてもいませんでした。
あとは、スクワットの重要性です。それまでの私は胸ばかりのトレーニング、あと上腕二頭筋、三頭筋のみを毎日行っていまして、足などは全くやりませんでしたが、「足をやらないと筋肉はでかくならない」と言われ、やることに!
それまでなかなか発達しなかった上半身も、足をトレーニングするようになりどんどん大きくなりました。これにはびっくりしました!
しかし、トレーニングを始めて2年くらいすると急激に発達速度が遅くなりました。そこで私はアメリカの友人の所に遊びに行く傍、ボディビルのメッカでもあるベニスのゴールドジムに!
最初は4日くらいのつもりだったのですが、気づいたら1ヶ月位経っていました。そこでのトレーニングは本当に楽しく、日本では信じられないくらいの筋肉を持ったモンスターがゴロゴロといるではありませんか!
見ているだけでも楽しかったです。(ゲイではないですよ)
面白いことに、そのような筋肉を持った方たちは非常にトレーニング時間が短いことにも驚きました!内容は、簡単なウォームアップをして徐々に重りを増やし、とんでもない重さの本番セットを1セットで終了。
これを4種目くらい行いプロテインは飲まずにそのまま帰る!
帰りの車で飲んでいるかもしれませんが、ジムでは飲んでいませんでした。
時間にして30分から40分くらいで帰って行きました。
私は大体1回のトレーニング時間は2時間くらいでしたので、この少ない時間にはカルチャーショックを受けました。
日本人は真面目に決められたセットをこなす感じですが、アメリカ人のモンスターは感覚的にセットをこなす感じ。ここが大きな違いだと感じました。
それとなによりもフォームがきれいでリズミカルにレップスをこなしていく。
そんな彼らに片言の英語で質問しました。
「なぜトレーニング時間が短いのか?」「ちゃんと追い込めているのか?」
「休息と食事は?」「テンポ良くレップをするのはなぜ?」
この4つをある有名なプロビルダーに質問しました。
あまりはっきりと覚えていませんが、こんな答えだったと思います。
Q「なぜトレーニング時間が短いのか?」
A「もうそれ以上できないから。十分な刺激は作れているしこれ以上やるのは、コンテスト前だけでオフは毎回こんな感じだよ。」
Q「ちゃんと追い込めているのか?」
A「本番セットで感覚的に刺激がおくれていれば、もっと種目は少なくしたいし、早く終わらせたい。早く家に帰って休みたいからね。」
Q「休息と食事は?」
A「食事は毎回同じようなメニューで基本的には、高タンパク、休息はよく寝ること。多い時は食事以外寝ていることもある。」
Q「テンポ良くレップをするのはなぜ?」
A「なるべく早く爆発的に力を出したいから。スピードが遅くなってのレップは速筋メインではなく遅筋がメインなので、速度が遅くなったら、そこでレップをやめるか、補助してもらう。」
もっと教えていただいたのですが、一番印象に残っているのがこの答えでした。
この言葉を多くの方に伝え実践してもらった結果、みなさん一様に劇的に体が変わったという喜びの声をいただきました。
私自身も変わりましたし、なによりもトレーニングが楽しくなりました。
きっかけはダイエット目的でしたが、ウェイトトレーニングにはまり、今では完全にライフワークになっています。