トレーニング

環境に応じた身体になる

人間は非常に優秀な生き物です。動物や昆虫は進化の過程でその環境に適したようになるのに長い年月がかかりますが、人間は自分の環境においての進化をいつもしています。

ここでいう進化とは、サルから人間になったなどの進化の過程ではなく、例えば、サッカー選手はサッカーに適した体つき、柔道は柔道の体つき、デスクワークの体つき、現場仕事の体つき、というように現在自分が置かれている環境に、体がカメレオンのように変化をして慣れるというものです。

営業のお仕事で毎日外を歩いている方は、足腰が発達していきます。最初は疲れていた外回りの仕事も、数ヶ月もすれば息切れなしで何事もなかったようになっています。

逆に営業からデスクワークになったら、足腰は衰え、脳の持久力がつきます。
このように人間はその環境に応じた最適な体つきになるのです。

では、かっこいい身体、綺麗な身体を作るにはどのような環境になればいいのでしょう?どのような環境に自分をおけばいいのでしょう?

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答えは非常に簡単です。皆さんもわかると思いますが、「かっこいい身体・綺麗な身体」になる環境に身をおけばそうなります。

普段の生活で、正しい姿勢で歩き、身体が筋肉を必要と感じる強度のトレーニングを行い、身体に脂肪がつきにくいリーンな食事管理をし、筋肉が作られるようにしっかりと休息する。
たったこれだけです。

しかし、これだけではうまくいきません。

ジムに通いトレーニングをしたとします。食事もたんぱく質中心のリーンな食事でしっかり休息も取っている。体は変化したが、かっこいい身体・綺麗な身体ではない。なぜでしょう?

かっこいい体・綺麗な体はバランスが必要です。いくら体脂肪が少なく、筋肉が付いていても、バランスが悪いとかっこよくないのです。例えば腹筋が割れていても寸胴体型で太ければかっこよくありません。

肩の広がり、二の腕の太さ、ひじのくびれ、手首のくびれ、背中の広がり、ウエストのくびれ、太ももの張り出し、膝のくびれ、ふくらはぎの上の張り出し、足首のくびれ、など一つ一つの凹凸があり、「かっこいい・綺麗」と表現されます。

どのようにすればこれができるのか?これも環境です。擬似的にそうなる(ウエストが細くなる)環境を作ってあげればいいのです。ウエストが太いからといって腹筋ばかりやると、細くならずにもっと太くなってしまいます。
(ウエスト周りは基本的に骨盤の位置で決まります。骨盤の位置が横長だと細くはなりません。)

腹筋はやればやるほど太くなります。これは筋肥大をするので当たり前ですよね。そこで、細くするのが目的であれば、腹筋はやらずに腹筋から上の上半身を大きくすることでウエストは細く見えます。

例えばこちらの写真
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ウエストは引き締まっていますが、上半身からのくびれの格差は少ないのです。
背中の広がりがもっとあればこの凹凸が出せます。
背中を発達させるとこのようになります。

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背中の広がりがあるのでウエストが細く見えます。肩も大きくすることでより一層ウエストが細く見えます。

ウエストを細く見せたいのであれば、骨格は変われませんので、背中を広げるトレーニング、三角筋を発達させるトレーニング環境を作って細く見せる方が早道ではないでしょうか?

このようにトレーニングの環境で身体も変わります。やる種目なども考えて、自分にあったトレーニングを行うことでかっこいい身体・綺麗な身体は手に入ります。人間が本来備えている環境に対応する能力を使いボディメイクを行ってみてはいかがですか?

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